思い出のディノスシネマズ札幌劇場

※２０１９年６月２日（日）で閉館が決定しましたので、２０１３年改装前の記事を復刻掲載します。


1995年にスガイシネプレックス札幌劇場として改装オープンした映画館です。須貝興行（スガイ・エンタテインメント）が経営難によりレンタルビデオ会社ゲオの傘下となり2009年7月1日ゲオディノスに社名変更した影響で2010年4月1日にディノスシネマズ札幌劇場と改称しました。

名称こそシネマコンプレックスですが、行ってみれば分かりますがいろいろな面で旧来の映画館のままですので個人的にはシネコン扱いは出来ない映画館です。昔ながらの映画館複合ビル（今はもうありませんが横須賀劇場、相鉄ムービルなどを思い出します）と言ったところでしょうか。


昔はビル全体が映画館だったらしいのですが、現在は７・８階のみが映画館となっています。

■スクリーン１／250席／DOLBY SRD-EX／dts

※２０１３年７月６日より新スピーカーシステムを導入。
イオンシネマ(旧ワーナーマイカルシネマズ)のULTIRAで使用されているのと同じJBLの最高級機種4WAYシネマスピーカーが導入されました。
（ちなみにサラウンドスピーカーとアンプはULTIRAで使われている機種とは違います）
フロント：JBL5742
サブウーファー：JBL4642A
サラウンド：JBL8340A
アンプ：AMCRON CTS3000／AMCRON CTS2000／Crown XTi4000


※このレポートは新スピーカーシステム導入前のものです。


入り口にあるドルビーステレオデジタルの看板が老舗の映画館の証です。

1990年代初期の映画館のままの場内。

製造メーカー不明の学校の教室にありそうなサラウンドスピーカー萌え。

昔ながらの座席ですが、ドリンクホルダー付きです。

［2011.06］